K・K・K団 


クー・クラックス・クラン(略してKKK団)は、南北戦争後に南部の白人が
結成したテロリスト団体である。
開放奴隷に連邦法と憲法で保障された選挙権などの公民権を行使させ
せまいとして、黒人たちと彼等を援助する白人にリンチや放火、襲撃など
を行った。
この団体が誕生したのは、1865年12月24日のクリスマス・イブで場所は
テネシー州プラスキのトマス・M・ジョーンズ法律事務所だった。
このKKKの珍妙な名称はサークルを意味するギリシャ語のキュクロスを
もじったもので、6人の元南軍兵士が社交の為に創った物である。
最初彼等が冗談のつもりで毎年10月末日のハロウィーンで使うような白
い長衣で身を包み、もっともらしく十字架を燃やすと黒人たちがひどく
恐れるのがわかった。
この奇妙な服装と儀式と名称が白人たちに喜ばれ、黒人に恐れられ
2年たらすのうちに大きな団体に発展した。
 こうして歴史に悪名をとどめる団体、クー・クラックス・クランは1867年に
テネシー州ナッシュビルで正式に結団。
全国の指導者グランド・ウィザード(大魔王)に元南軍騎兵隊長ネイサン
フォレストを選び、その下に州の指導者グランド・ドラゴン(大竜王)、郡の
指導者グランド・ジャイアント(大巨人)などを置き、各自の階級を示す
長衣を定めた。
 暴力行為が激しくなり、1869年にフォレストは組織の解散を命じたが
効果がなかった。
連邦政府は1871年のKKK取締り法でこの団体の取締りに乗り出し、やが
て正式の組織は消滅した。
 しかし、1915年に第二次のKKKが生まれて10年ほどで消え1930年代に
また誕生して現在まで続いている。
1890年代だけで、毎年平均111人の黒人が彼等のリンチで殺された。

 

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